ツヨシ
基本的に悲しい事だったり、自身の考えを押し付けるような事をこういう所に書いたりするのは控えたいと思って居るのですが、今回はちょっといつもと違った内容を書かせて頂きたいと思います。
今月17日に横浜ズーラシアのホッキョクグマ、ツヨシ(雌)が病気のため寿命より短い人生を終えたお知らせを見て、とても悲しんで居たのですが、ズーラシアのスタッフの方が展示場に出られなくなってバックヤードで過ごした最後3か月の様子を動画で公開して下さったのを見て、非常に心救われたので紹介させて頂きたいと思いました。
優しい飼育員さん、友熊(?)に見守られ、最後まで自分の足で歩き、口から食べ、亡くなる前日までプールに入って居たのが印象的でした。生きる事の尊厳とはこういう事なのではないかと思いました。ツヨシが病気で亡くなった事は残念で仕方ない事ですが、きっと幸せな一生だったのではないかと思います。
残念なのは人間の場合なかなかこういう最後を迎える事が出来ない事です。
動画のリンクを貼っておきます興味のある方はご覧ください。
ツヨシは生まれてから婿入りする迄、オスと勘違いされていたため最初はツヨシ君として育ち、途中ツヨシちゃんに変わり、横浜にお嫁入した熊さんです。
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